地散言礫(チ-サン-ゲン-レキ)by kimaroki

基本 https://twitter.com/kimaroki の人ですが、長文を書きたいとき用に。

この前、気付いたこと。(「伊集院光 深夜の馬鹿力」のオープ(ry)【“本編”らしきもの】

“序章”から読んでいただけると嬉しいです。

で、イベント当日の朝になって。まぁ少しは迷ったけどさ、最終的にはやっぱりソフトオンデマンドのDVD6枚以上買うって気にはなれなくて、だったら5枚で済みそうな方がいいかなって思って。んでまぁ、新宿から小田急乗って。これが結構空いててさ、やっぱ学生時代の、いつ乗っても満員の急行箱根湯本・片瀬江ノ島行の感じが残ってるからさ、日曜の午前の下りってのはあるにしても違和感があってね。成城学園前とかスーッと通過してさ、あぁ快速急行だったなそういや、みたいな。そんで町田で降りて、そっから1駅だけJR乗って古淵って駅に着いて。なんか思ったより典型的な郊外の街並みでね、国道16号沿いにイオンとか島忠とかあって、なんか千葉とか埼玉の16号沿いと大差ねーなーって。何だよニトリモールってみたいな。そのニトリモールの隣に真っ黄色の壁に「DVD」とかデカく書いてある建物があって、あぁココですね分かりますって感じで。もう典型的な倉庫の階段みたいのを2階に上がって…12時20分くらいかな。なんか12時から販促活動やりますって告知あったから何やんのかなーと思ったら、売場に女優さんがいて何か配ってるの。「こんにちは◎◎です、よろしくお願いしまぁす♡」みたいな感じで。何かなと思ってもらったら「引換券」ってあってさ、要はこれをレジに持ってくと商品が出てくるっていう。まぁ一応もらうよね。で、少し売場うろうろしてたら別の女優さんが出てきて、同じように「◎◎ですよろしくお願いします、今日は楽しみましょうね♡」かなんか言いながら引換券配ってるわけよ。それも一応もらってさ、さぁ5枚もらっちゃったぞ、どーすっかなーってなってさ。

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もうさ、これだけもらって何も買わずに帰ろうかって一瞬思ったけどさ、せっかくだから何か買おうって思ってさ、でも何買おうか迷ったままレジに並んで。そしたら何人か前のところで「カードお預かりします」って声が聞こえてきて。あ、カード使えるんだ、じゃあ全部買えるわってなって。もう覚悟決めてさ。で、レジにも女優さんいるのよ、売場と入れ替わりで。そこに引換券5枚全部出して。どーしよー16000円、てかこれ全部見れるんか年内に、とか思いながらも、えぇい!って感じで。そしたら店員がDVD5枚入った袋持ってきて、それを女優さんから渡されるっていう。すぐ持ってきたよね5枚セット、用意してたんだろーなーアレ。カモだなー俺って感じてさ。それからまた少し経ったら女優さんは売場とかレジから引き上げて、気がついたら客もいなくなってて。あれって思って店員さんに聞いたら「イベントは3階です」って言うからまた階段上がって行ったらさ、そこの店は2階がAVとか本とかTENGAっぽいのとか売ってて、あとゲーセンみたいなところがあって型落ちのパチンコ台があったりして、じゃあ3階は何売ってんだろって思ったら、Tシャツとかライターとかおしゃれな尿瓶(しびん)みたいな形をした何かとか、なんか2階より訳分かんないモン売ってるとこでさ。その一角が片付けられたかで広くなってて、そこがイベント会場なの。まぁ結構人が集まっててさ、でもすげー多いってほどでもないからどれくらいかなーと思って数えたらざっと60人くらいで。あれ?思ったより少ないじゃんってなって。ホントまこりん…戸田真琴さんね、彼女しか知らないから断言はできないけど、たぶん秋葉原でイベントやったら一人で少なくとも50人くらいは動員できそうなコが5人もいるわけじゃない。ていうか秋葉原でイベントやったら誰でもそれくらい来るけどさ。大昔にさ、山形の鶴岡だか酒田だかで蒼井そら麻美ゆまだったかな、それクラスのコが二人でイベントやったときに200人くらい来たって話を聞いたことがあってね、それに近い雰囲気になるかな〜とか勝手に思ってたからさ、ちょっと拍子抜けした感じはあって。
そんで1時少し回ったくらいかな、お店の人の司会で5人が呼び込まれてゾロゾロ入ってきて。みんな水着の上にブルゾンとかTシャツとか羽織ってて。ちゃんとメーカーのロゴが入ったのを着ててさ、へーちゃんと作ってんだなーと思って…あ、一人だけフツーのガウン着てるコがいたけど。で、順番に挨拶して、机のとこに5人が並んで着席してイベント始まるんだけど、ここでやっと今日のレギュレーションが見えてきてさ。まず5人1列で女優さんの前に並ぶわけ。で、女優さんの手元にポスターがあって、そこにサインもらいながら少し話して、時間が来たら握手してポスター持って左に移動して、左端まで行ったら右端に移動してってのを人数分繰り返して、んで5人コンプリートしたところでハケて次の列と交代、てのを繰り返すわけ。これがDVD1枚買った人の特典。で、これが3枚になると女優さんを囲んで撮影ができて、その後でツーショットも撮れるってのが5人分できるってのが追加になって。そんでDVD5枚全部買うと、5人の集合写真を撮れて、その後で5人に囲まれて写真が撮れるっていう。いわゆる「ハーレムショット」ってヤツ、要は2人以上に囲まれて写真を撮ってもらえると。ついでに6枚購入特典てのもあって、今回参加した5メーカーのどっかのDVDを、誰のでもいいからもう1枚買うと5人で撮れる時間が長くなってハーレムショットもう1枚ってのもあったけど、まぁそこまではいいかなって。で、フロアの奥の方まで行って並んでると、ずーっと女優さんの声が聞こえてくるわけ。「こんにちわぁ♡」とか「はじめましてぇ♡」とか「ありがとうございまぁす♡」とか、ずーっと聞こえてくるの。まぁAV女優に限らずさ、アイドルのコもそうだけどさ、目の前で見るたんびスゲーなって思うんだよね。ウチみたいのが数十人単位で来て、その一人ひとりと相手するってなかなか大変よ。アレさ、ある種の才能みたいなモンだなぁって、現場に行く度思うよね。んで、30分くらい待ったのかな、やっと自分たちの番になって。いつの間にか全員ブルゾンとか脱いで水着いっちょになっててさ。もうさ、知ってる女優さんってまこりんしかいないからさ、正直に「はじめまして」って、「何も知らなくてすいません」って詫び入れるところから始まるっていうね。

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最初が友田紗也香さんね。写真の印象だと正直ビミョーっていうか、熟女系?みたいなイメージがあって。後から思い返すとさ、自分の中で別の人…白石茉莉奈とごっちゃになってて。よく見たら全然違うんだけどさ、名前なんか一文字も合ってないんだけどさ、だけど何かごっちゃで見ててさ。で、実物にお会いしたら(あ、意外とカワイイわ)って感じで。チャーミングっていうかね、明るいの。本人にそのこと言ったらさ、「いやぁ、もうすぐ28なんですよぉ」とか言われたけど。で、実はミリガだったりもするんだよね。ミリガって言えば初代のお披露目を見たことがあってさー。KMプロデュースって会社が立ち上がってすぐくらいじゃなかったかな。名義的にはスカパー!のどっかのチャンネルの公録的なヤツだったっけ。東京タワーのふもとのスタジオであってさ、司会がイジリー岡田で罰ゲームでハケ水車があったのは覚えてる。

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引換券もらったときの彼女の印象の良さがDVD5枚買っちゃおうかな、買わなきゃならんのかな、っていう風に思うキッカケだったってのはあるんだよね。だから、そういう意味でも彼女には感謝してるし、お店も感謝してほしいかなって思うね。

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んで、次が今永さなさん。メーカーの名前入ってないガウン着てたのはこのコだったんだけど、なんかこのコだけイベント慣れしてない感じでさ、挨拶とかもしどろもどろでさ。目の前の客と場の空気に圧倒されてるの、ただ一人。SNSとかもやってないみたいだし、謎な部分が多いんだよね。同じメーカーなのに配信限定では別名使ってたりとか。とにかくガタイがデカくて肌が白くてね。おっぱい大きくて毛細血管が浮き出てるっていうとこはポイント高かったね。あんまり営業とかイベントとかやるのは苦手っていうか、合わないタイプなのかもしんないね。

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で、問題が長瀬麻美さんですよ。一人だけ存在感が別次元っていうか、タレント感みたいのが凄くあって。肌はキレイな小麦色で、おっぱいもちょうどいい大きさで、ボディラインもちゃんと締まってるし、なんか別に脱がなくても水着で全然よくね?って感じがして。それでいて人当たりもいいんだよね。もっとお高く止まっててもおかしくないイメージなんだけどさ、ウチみたいな初見でもキチンと接してくれるっていうか、ちゃんとイベントの概要も把握してる感じなんだよね。こっちはぜんっぜん予備知識なくてさ、いつデビューしたのかとかも知らないからさ、多少失礼な部分もあると思うんだよ。そういう素振り一切見せないからね。そういうとこにプロっていうか、人気女優感みたいのが出ててさ。で、後から調べたら実は結構芸歴自体は長くて元グラドルっていう。年齢とか事務所から推測するに“お菓子系”の末期あたりかなー。アクアスいたのかよ!みたいな。アクアスといえば彩音ちかですよ。彩音ポーズでおなじみの彩音ちかですよ。撮影会で中学生なのに「ハーレムハーレムぅ☆」って嬉しそうにしててカメラマンがドン引きしてる彩音ちか元グラドルのマネージャーがにこやかに見守る、でおなじみのアクアスですよ。なんならそんとき撮ったハーレムがウチのFlickrのアイコンですよ、本人欠けてるけど。だから多分いろんな苦労してんだろーなーって。なんかもっと華やかな場所にいてほしいっていうかいれるんじゃね?っていうか、そういう戸惑いみたいのが残ったまんま時間になっちゃったんだけどね。

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その後の皆野あいさんも結構曲者感が強くてね。人なつっこいっていうか…なんだろね、電波出てる感っていうか“こっち側”感があるっていうか、コミケ篠宮ゆりとか星空もあとかと一緒にコスプレゾーンにいそうな感じ?っても分かんねーか。そんな感じなのよ。本人にそういう属性あるかは分かんないよ、聞いてないし。でもそういう話にずっとついてこれそうな、そういう雰囲気はあったね。ずっとキャッキャしててテンション高くて、でもただノーテンキなおバカ系ってとこまではいかないかな、みたいな。話してて楽しくなる感じのテンションの高さね。そういうとこは好感度高かった。このコも本来ならもっとフツーのフィールドっていうか、なんかバラエティとかの画面の隅でニコニコしてる感じとか似合いそうだもん。そういう場所とか全然出ていけると思う。そのへんの欲とか環境があるかどうかだけど。

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で、最後がまこりんですよ。ずーっと店内に声が響いてたまこりんですよ。もうさ、後ろの方で待ってたときは分からなかったんだけどさ、前の方になって分かったんだけど、まこりんの声が他のコより半オクターブ高いっていうか、たぶん声量は大差なかったと思うんだけど、周波数が高めなんだろうね。だからずーっとまこりんの声ばっか聞こえてたっていう。前の方に近づいて他のコの声が聞こえるようになって初めてそれが分かるっていうね。あと全体に漂う安定感ね。調べたら今永さんと同じ月のデビューなんだよね。だからこの中では一番後輩なのに堂々とした佇まいっていうのがね。それだけこのコはこの世界にフィットしてるっていうか、AV女優って仕事を楽しんでるのかなぁって。それはそれでちょっと怖さはあるけどね。ただ、流されるタイプのコでもないと思うから、その辺りは余計なお世話なんだけど。

…またちょっと1曲かけようか?ルナで、フリー・サンバディー。

そんでさ、この日にせよ2週間後のSODの秋葉原イベントにせよ、まこりんに会っとかないとなぁって思ってたのね。なんでかって言うと、前に書いたブログ思いの外褒めてもらえてさ。デビュー作の感想文コンテストみたいので、一応エントリーっていうか「書きましたよ」的なことをコメント欄に書いてさ。久々に長い文章書いたったいうかさ、結構いろいろ考えながら書いたのよ。単純な感想にならないようにとか、他の人とは違う視点で書こうとか、昔アイドルの同人誌に書いてたときの感じを思い出したりしながら。たぶん、それが自分の持ち味みたいなもんだと思ったからさ。相手の、まこりんのアンテナに引っかかるような文章を書こうっていう、戦略的なこともちょっと考えつつね。で、一応褒めてもらえたっていうか、特別賞的なものをいただいて。別に何かモノもらったわけじゃないけど。まぁそのお礼っていうかさ、一言ご挨拶くらいはした方がいいだろうと。あと、サインもらうときに“特別賞”みたいのを書いてもらおっかなと思ってさ。んで、自分が書いたっていう証拠をどうやって見せようかって考えて、iPhoneにブログの入力画面を出して「あの、これ僕が書いたっていう証拠です」って説明するっていうね。まぁ絵柄としては結構キモいっていうか、イタいことやってんだけどさ、まこりんは相変わらずニコニコしててさ。んでまぁ、サインのところに書いてもらってさ。

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そんな感じで、結局まこりんとは会話らしい会話もできず、一通りサイン貰って。まぁここまでがDVD1枚でも買った人の、今日来てる女優さんの最新DVDをどれか一つでも買った人なら全員が受けられる特典なわけですよ。そんで、ここで少し休憩が入ったんだっけかな、それからDVD3枚買った人の特典で撮影会というか、3階のフロアの別のところにスペースが用意してあってさ、そこにまた並ぶわけよ。で、そこで最終的に3人1組に分けられて、そこにいる女優さんを1分間撮って、それからツーショット撮ってってのを5人順番にやってくっていうのをやって。これね、結構濃厚っていうか、ちょっとした修行みたいなモンよ。それぞれの女優さんにメーカーの人かな?男性が一人ずつ付いてさ、で、準備ができたら「はいアリスOKで〜す」「ミリオンOKで〜す」みたいに大声で言ってさ、それが5社全部揃ったら撮影スタートってなって、1分経ったら止めさせるっていう。まぁそんな広くない…16畳…よりは広かったかな…24畳くらいかな、それくらいの場所に水着のAV女優5人とヲタ15人とAVメーカー社員が5人と店員が2〜3人いるっていう、たぶん上から俯瞰したらなかなかな感じであろう空間でさ。もっと混乱するんじゃないかとか思ってたけどさ、まぁちょっとツーショット撮るときにチェキの台数足りなくて融通するとかはあったけど、どっかが大きく足を引っ張ることもなくて、割とスムースに進んでね。これ、何気にスゴいと思うんだよ。俺らみたいなさ、結構アブナい系の野郎が、っていうかオヤジが50人弱いてさ、誰も女優さんに触ったりしないし。まぁツーショット撮るときに向こうから胸の谷間を二の腕に押しつけてきたりするんだけどさ。それが好きでツーショット撮ろうと思ったりするんだけどさ。まぁ男の悲しい性っちゃ性だよね、女優さんもそこが稼ぎどきみたいなところあるんだろうし。

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まぁそんな感じで終始わちゃわちゃしつつ、その割には混乱もなく、撮影会が終わってさ、で、女優さんはもっかい最初の場所に戻るんだけど、もう机とかは奥の方に押し込まれてて、だだっぴろい…って言ってもそんな広くもないけど、まぁ割とガラーンとした感じの場所になっててさ。そこで5枚以上買った大馬鹿者どもの特典として、女優さんを5人いっぺんに撮れて、ついでにハーレムショットが撮れるっていうのがあるんだけど、そこまで残った猛者が、っていうか大馬鹿者が、数えたら20人ちょっといて。んで、3枚購入者特典の撮影会は3人で1分だったけど、今回は1人で20秒ずつってなるの。で、ウチの整理券の番号が後の方だったからさ、前の人がどんな感じで撮るのかなーと思って見てたらさ、そんなにバリエーションないっていうか、最初に並んでる場所のまんまで撮ってる人ばっかりでさ、ポーズも女優さんが勝手につけるのをまんま撮っちゃっててさ、あれぇ変化ないなぁとか思ってさ。こりゃつまんねーなとか勝手に張り切っちゃって、自分の番になったときに「すいません、横一列に並んでいただけますか?」って声かけて並ぶ位置を変えてもらって。ホントは誰がどこでとかも考えてたんだけどさ、時間ないしさ、一応周りの空気というか若干のざわめきを感じたからさ、まぁ適当に横一列に…あぁそうだ、まこりんは右端でとはお願いしたんだっけか。こう肩に手ぇかけて…トレイン状態みたいな?アレをやってもらいたくてさ。そうすっとまこりんが一番小さいから端にいてくんないと困るんだよね。そんな感じでバタバタ撮って、ハーレム撮って。ホントはハーレムも誰が隣でとか言おうかと思ってたの。でももう言えるような雰囲気じゃないからさ、たぶん他の人と同じ並びで撮ってさ。

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で、ウチのあとにもう一人5枚買った人がいたのかな、そんでその後に6枚買った人が、もうとんでもない道楽な人が、これも5枚買った人と同じくらいいて。まぁ時間が長くなるだけで基本的には5枚買った人と同じ感じなんだけどさ、なんか一人だけ変な人がいて。それが、女優さんになんか持たせてんのよ。何かなーと思って覗き込んだらさ、レコードのジャケットみたいでさ。たぶん持ってきたんだろうね自宅から。てか、こだわるのそこ?って。まぁでもなんか微笑ましくってさ。周りで見てる人も笑いながら見守ってる感じでさ。
でまぁ、一通りイベントが終わって、女優さんから挨拶があって、お店の人から挨拶があって、そんで最後にメーカーの社員さんからも挨拶があって。まぁ荒れることもなく、思ったより和やかにイベントが終わってね。まぁ、良いイベントだったと思うよ。やっぱ5人もAV女優が集まる現場って久々だからさ、まぁ華やかだしね。うわぁこのコたち全員脱ぐんだ、セックスするんだカメラの前で、っていうのがね。なんて言うのかな…日本って平和だなって思ったよね。何だかんだ言ってもさ、こういうコたちが「私はAV女優です」って名乗れる社会って面白いし、平和だなって思ったね。まぁあとは、これくらいやんないとAVって売れねえんだろな、てのも改めて感じたね。もうさ、xvideoとかに違法にアップされてる動画も問題なんだけど、メーカーが公式にアップしてる予告編だけで満足する人が結構いるなんて話も聞くしね。そこは痛し痒しだよね。
そんでイベント終わって、なんか近くで飯喰おうかなとか思ったんだけどさ、あんまりいい感じの店がなくてさ。どうしようかと思ってたらさ、JRで長津田行けるじゃんって思い出して。そっから田園都市線乗り換えて大井町線乗り換えて大井町行って牛友…じゃなくて牛八久々行こうって思って。土日の昼間はさ、大井町線の急行が長津田まで来るんだよね。で、それは終わってたんだけど、ちょうど長津田でいい具合に急行に乗り換えられて、それが溝の口大井町線の急行に接続するからこりゃいーやって思って、それで行ってさ。久々に喰ったわ牛八。またちょっと値上げしてたのかな、だいたいいつも同じの頼むんだけどね、スタミナカレー辛口大盛りサラダ付き。

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まぁ牛八、っていうか牛友も青春の思い出じゃないけどさ、学生の頃にアイドルのイベント行くようになって、顔見知りもできてさ、そういう人たちがイベント終わってから中野サンプラザの地下のボウリング場で投げて、その後駅の反対側にあるビルの一番上の階にある牛友でカレーとか牛丼喰って〆る、っていうのが週末のパターンだった時代があってさ。伝言ダイヤルとかで状況確認してさ。あの頃は桜台とかにも店があったらしいんだよね。その集まってたメンツが社会人になってさ、ボウリングの後に飲むようになってから行かなくなってさ、で、気付いたら中野の店なくなってて、他の店もつぶれて、それをどういういきさつか知らないけど中国人が引き継いで大井町でやってるっていう。なんか行ったときさ、なんか中国人らしき人が来ててさ、なんも注文しないで店長と中国語で話して何も喰わずに帰ってったけどね。あれ何だったんだろ。牛丼太郎茗荷谷で頑張ってるよね。看板の「牛」の字んとこ赤いテープで隠してね。夜行くと看板に照明ないからやってんのかどうか一瞬分かんないんだけど。

あー腹減るね。もう1曲かけよっか。宇宙少女で、シークレット。

オチがよろしいようで。

この前、気付いたこと。(「伊集院光 深夜の馬鹿力」のオープニング風にお読みください)【長くなりそうなので“序章”にします】

最近ね、AV女優さんのイベントに行くことがちょこちょこあるのよ。まぁちょこちょこって言っても数ヶ月に一度ペースなんだけど、結構あるんだよねイベント自体は。調べてみると。
まぁ最近に限らない話ではあってさ、自分が行き始めたのは10年ちょっと前かな。まだAKBとかデビューする前で、いわゆる“アイドルのイベント”みたいのが今みたく頻繁になくて、基本AV女優かグラビアアイドルしかない、くらいの時代があったのよ。…あー、でもそういや俺がPerfume生で最後に見たのってソフマップの7階だわ。今で言うアキバ☆ソフマップ1号館かな?今っぽく言うと「コンピューター・シティ」のリリイベ。あの頃はある種どん底っていうか、このまま終わるんかなこのコたちって感じだったんだけどねぇ…
で、何だっけ。そうAVのイベントね、AVかグラドルしか選択肢がなかったような時代があったのよ。秋葉原ならソフマップとかラムタラとか、昔だと石丸とかアソビットとか。あとさ、郊外に「DVD高価買取」とかでっかく書いてる店あるじゃん、ガソリンスタンド跡だかファミレス跡だか分かんない感じの。それか街中にある出自が胡散臭い感じする店。ビデオ安売王崩れ的な雰囲気の…あったねービデオ安売王。盛岡のバスセンターの近くにあってさ、いつ行っても客がいなくて。ああいう感じの。ああいうとこのイベントが侮れないっていうか“おいしい”んだよね。そういうとこに遠征したりして。
今だとさ、公式まとめサイトみたいのがあってさ、もう全国規模で分かるんだよね、何日とかどこでとかどこのメーカーのとか。昔はそんなんないからさ、女優さんのブログからメーカーのホームページ辿って情報見て。そんでスマホもないからさ、おおよその場所を覚えといて、電車なり原付なりチャリンコなりで行ったわけよ。道に迷ったときどーしてたっけか。地図プリントアウトとかしてたかな…忘れた。
で、最近気になってるAV女優で戸田真琴ってコがいて。もうすぐハタチになるのかな? デビュー作で処女喪失っていう、割とお堅い環境で育ったらしくて、そういう自分の殻を破りたい的な動機で面接受けてAVに出たっていう。それだけ聞くとね、なんか頭おかしいっていうか騙されてんじゃないのって思うけどさ。まぁ最近“騙されてた”的な話がいろいろ流れてくるじゃない、そういうのかなぁって思ったんだけど、ブログとか読んでるとそうでもないのかなって。結構ちゃんとしてるの。シン・ゴジラのとか大森靖子のとか特に。「(感性の)“瑞々しさ”を形にするとこうなります」っていうお手本みたいな。そういうコって実際に会うとどーなんだろって思ってデビューイベント行ったらさ、これが“アイドル”なの、完璧に。

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ずーっと笑顔でさ、戸惑いとかそういうのが全然ない感じ。ホントに楽しそうでさ、そういう姿を見てむしろこっちが戸惑うっていうか。どこまで純粋なのかは分かんないよ、ギミック的な部分もあってのAVだって思うし。それにしてもさ…っていうのがあって、ずっと引っかかって。
そんで、しばらくしてツイッターで「次のイベントが決まりましたぁ」的こと書いてあるんで何かなと思ったら、専属が違うAV女優が5人集まってイベントやるって話で。で、どこでやるんだろうと思ったら相模原なのよ。秋葉原じゃなくて。

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知名度はともかくさ、これだけ頭数揃えたら秋葉原でも成立すると思うんだけど、でも相模原なのよ。へーって思ってさ。そういや大昔、それこそデマンドがAV女優10人集めて「秋葉原ジャック」とか言ってイベントやってたなーとか思い出してさ。

まぁそんなことを思い出しながら、行こうかどうしようか迷ってさ。で、結局決め手になったのは、これの2週間後にデマンドが秋葉原ラムタラ系列で専属女優10人使ってイベントやるって話を聞いたのね。そしたらそのレギュレーションが5店舗同時進行で女優2人でサイン会をやる、でもって3枚以上DVD買った人対象でスタンプラリー形式にしてそれを2部やって、プラス両方参加した人限定の第3部をやる。もう何枚DVD買えばいいのか分かんない訳。相模原なら多く見積もっても5枚買えばいいかなってなるじゃん。でも秋葉原だったら最低でも6枚買わないといけないっぽい、残暑厳しい中秋葉原うろつかなきゃなんない、ってなったら往復の交通費考えても相模原行ったほうがコスパいいよねって考えてさ。まぁここでコスパ云々言い出す方がおかしいんだけどさ。一番コスパいいのは「両方行かない」ってことだから。
…収拾つかなくなってきたな、1曲かけようか。ヨジャチングでナビレラ。

それでも、アジアのアイドル文化は韓国を中心に回り続けるだろう。

韓国のニュースサイトで、先日行われた東京アイドルフェスティバル(TIF)2016をコアに日本のアイドル文化について論じる記事が掲載された。
基本的には筆者(プロフィールによれば10年前から日本在住のゲーム開発者・サブカル系webサイト主宰者らしい)自身のTIF経験とwikipediaの情報を基に、日韓アイドル文化の比較も含めて書かれている感じである。
Excite翻訳を経由して読んだが多少物足りない部分があったので、自動翻訳された文章をベースに勝手に修正・加筆するような感じでしばらく書いていたのだが、返歌というか、レスポンス的に書いた方がいいかなと考え直した。こういうときには言葉が分からない音楽をBGMにしてMacに向かう方が効率がいい。OH MY GIRLの「Windy Day」いいですねー。今のところ今年一番のお気に入り。

さて、TIFの源流は、都内では毎日どこかで行われている地下アイドル(“地下”という語感が反社会的な連想を誘引するため「ライヴアイドル」という言い方もある)のライブにあると言っていい。会場は小規模なライブハウスが多く、複数のアイドル(グループ)が競演し、1組あたりの出演時間は15〜20分。全ての出演者の出番が終了すると客席の隅に机が持ち込まれ、そこにアイドルたちがCDやオリジナルグッズを持ち込み、概ね1時間程度の物販時間が設けられる。出演者が多数の場合や出演者に事情があり(年齢や前後のスケジュールなど)終演までいられない場合は入口付近のスペースを使ってライブ中に物販をすることもある。このように、日本の女性アイドル歌手の多くは観客の目前で“自ら前面に出て稼ぐ”姿を見せながら、ファンとも協力しあって独自の文化を作り上げてきた。
さらに地下アイドルの歴史を辿ると、1990年代半ばまで遡ることになる。「アイドル」の定義が女優やニュースキャスター、CM・グラビアモデル、果てはスポーツ選手やAV(ポルノ)女優まで拡大する一方で、景気低迷によってTVやラジオから「アイドル歌手」が締め出されていく中でその流れは生まれた。筆者の記憶の限りでは、水野あおい森下純菜、制服向上委員会(SKi)がその先駆者的存在と言える。2000年代に入るとメディアに露出しない(できない)アイドル歌手や、アイドル歌手的活動を副業とするアマチュアが集うようになり、前述のような地下アイドルのビジネスモデルが確立されてくる。
その要素を発展させたのがAKB48である。メディア展開に頼らず、(定期)公演を活動のベースとして、ネットや口コミなどをベースに認知を広げる──そのような地下アイドルの方法論を取り入れながらも、デビュー曲にNTTドコモのタイアップをつけたり、それぞれの分野のエキスパートにクリエイティブワークを手掛けさせるなど、地下アイドルには真似出来ない手段も使って高いレベルのエンタテインメントを提供するようになった。言い方は悪いが、セミプロの“アイドルごっこ”の世界にプロが本気で殴りこみをかけるとどうなるかという実例である。(ただし、このやり方にも先駆者はいる。バブル全盛期の1990年に結成された、篠原涼子穴井夕子が在籍した(先代)東京パフォーマンスドール(TPD)は、エピックソニーの洋楽チームが公演や楽曲の一切をディレクションし、ファンが「ドリカムの税金対策」と自虐するほど(世間的な認知度とは反比例する)高いレベルの楽曲・ライブ・アートワークを披露していた)

…TIFに話を戻そう。
全世界的にCDなどの音楽ソフト販売が低迷し、配信ビジネスもストリーミングやサブスクリプションが普及しアーティスト収入が激減する中で、ライブビジネスは着実に成長している。公演収入に加えてCDやグッズを直販することで高い利益率のビジネスを展開できることも大きい。そのような流れの中にTIFもあり、その根本には様々な地下アイドルのライブがある。(なお、TIFは出演者へのギャランティーは発生しない。その代わり、物販での収入は100%出演者のものとなる)そう考えると、現代日本の女性アイドルシーンは、偶然の要素が大きいものの世界の音楽シーンの先端を行くと言うことができるだろう。
一方で、このような形でアイドルシーンが形成されている国は世界で実質的に日本だけのため、外国のアイドルが参入することは難しい。また、日本のアイドルファンや芸能界関係者は外国のアイドルが日本で活動する際に日本のアイドルと同じ振る舞いを要求する傾向がある。通訳が不要なレベルの日本語を操り、日本のマーケットに適合した(もちろん日本語による)楽曲を制作・販売しなければ、日本のアイドルと同じステージに上ることは事実上許されない。その結果、雑誌「日経エンタテインメント!」2016年9月号でAPinkが“一人勝ちしている女性アイドルグループ”として紹介される有様である。(言うまでもなく“(日本語楽曲を販売している)女性アイドルグループ”の中での話であり、グローバルな話ではない)筆者はこれについて、かつてSM EntertainmentがS.E.Sの日本進出で辛酸をなめ、その反省からBoAを“国籍不詳”な歌手として日本デビューさせ、成功し(てしまっ)たことが大きな原因と考えている。KARAや少女時代を筆頭に韓流アイドルが相次いで日本進出した頃、木更津駅前の路上で有線放送からT-araの「ボピボピ」(韓国語版)が流れてきたときはとうとうこういう時代になったかと感慨深いものがあったが、竹島(独島)を巡る問題がこじれたことで情勢は逆戻りしてしまった。日本におけるK-Pop歌手のライブイベントはどれも盛況ではあるものの、客層は日本のアイドルファンと完全に分断してしまったように思う。実際、Aprilのファンミーティングに参加したとき、日本のアイドルイベントと客層が全く違うことに驚いた。このような状況下でTIFに海外のアイドルをわざわざ招く意味はない。今年のTIFに出演した台湾の地下アイドル(日本の影響を受けたシーンが存在し、日本の地下アイドルも出演しているらしい)ジュリリジュリラン未来ゴロゴロコロニー13世のように日本の地下アイドルの“作法”を知っている者は例外だが、そんな人は世界レベルで見てなかなかいないし、そんなアイドルばかり世界中からかき集めてもあまり面白くないように思う。日本のアイドルファンが多様性を真に受け入れることが最低条件であり、その道は果てしなく遠いものだと言わざるをえないのが現状だ。

正味10ヶ月ぶりのブログがAVのレビュー(的な何か)てのもどうかと思うが。

だってしょーがないじゃない、感想文コンテストやるとか言うんだもん←
という訳で、コレ↓を見てのお話です。

「私、Hがしてみたいんです」 戸田真琴 19歳 処女 SOD専属AVデビュー | アダルトDVD,AV,オンラインショッピングの総合サイト ソフトオンデマンド

「感想文というより“戸田真琴論”になってしまいました(そしてかなりイタい)」

アダルトビデオとして、単純に新人女優のデビュー作として見れば、平凡な作品だと思う。

厳格な家庭に育ち、男性と交際したことがないという(必然的に処女な)一人の女の子が、アダルトビデオの門を叩き、カメラの前で裸体を晒し、初めてのセックスをする。初恋の男性を思ううちに覚えたという(うぶなキッカケの割には初々しさがない)自慰行為を披露し、数人の男優と交わる中で、眠っていた性癖を引き出され“成長”していく──

“関連情報”を知らなければ、こんな平板な感想になるかもしれない。でもそれじゃあんまりだよな…そう思わせるのは、作品を見る前の時点でSNSを通じて彼女のことをそれなりに知っていた(つもりになっている)からだろう。

彼女の存在を知ったのは、アダルトメディアライター・安田理央氏のtwitterだった。長年AVを見てきた安田氏が特定の女優さんを“推す”のは珍しい気がして、彼をそれほど虜にした戸田真琴とは何者なのか興味が湧いた。早速、彼女のtwitterをフォローしてみる…リプが多い(そこか)。

リプに埋もれて元のツイートが分からないくらい、ソーシャル疲れを起こさないか心配になるほどマメに返事をしている。デビュー間もない地下アイドルみたいだ…もともとAV女優はSNSなんて言葉が出る以前からブログやイベントを通じてファンと交流することが案外多くて、ある意味“会いに行けるアイドル”的な存在だったけど。後から始めたブログも含めて、自分の思いを誠実に綴ったかと思えばさり気なくイベント参加やDVD購入を促したりして、セルフブランディングが上手いことに驚かされる。

そんな中で「あ、頭いいわ、このコ。」と思った出来事があった。
デビュー作のサンプルを見た僕の感想に対する彼女の返しを見たときだ。

 一瞬何を言われているのか分からなかったが、おそらく彼女は「この人は過去にたくさんAVを見ていて、それを基準にこういう評価をしている」と推測して、1時間半でこんなリプと引用RTを書いたのだ(他にも押し寄せるリプに対応しながら)。しかも“リプと引用RTで微妙に文章を変える”というテクも使って…作品の冒頭で彼女は「大学で心理学を学んでいる」と話しているが、本当にそうなんだろうと思えてくる。軽い戦慄さえ覚えた。

そして共感した部分がある。インタビューで“人肌の温もり”について語っていることがときどきあるのだ。

「人間って温かいんだなぁ、って思いました。人とカラダを重ねるのって気持ちいいんですね」(週刊プレイボーイ2016年7月11日号より)

恥ずかしながら、自分が風俗店に行くようになってから感じたことと似ている。たとえ擬似恋愛的行為でも温度は感じるし、肌を合わせることで感じる安らぎもある。“する”のではなく“してもらう”ことで得る快感もあるし、カラダの相性や会話の相性の難しさもある。そこから自分についていろいろ考えてしまったりもして。自分が40歳直前でようやく知ったことを、彼女はハタチ前に知ったのかもしれない。

一つの作品の中だけでも表情は少し垢抜けて、(テーマに沿った形とはいえ)プレイは大胆になっていく。やがてSNSでは無邪気な笑顔を撒き散らしながらも、無造作なヘアの生え際がキレイに揃えられたり、淡々とした自慰行為に起伏がついてきたりするのかもしれない。それでも彼女には、初々しさを失うことを恐れないで前へ進んでほしいと願う。それがAV女優・戸田真琴の、そして「戸田真琴」を名乗る一人の女性の成長につながると思うから。

あけてましておめでとうございますた。

生きてます(苦笑)

我ながらよく生きてるもんだと再確認した年末年始でした。

今年は少し地味めに生きていきたい、と思ってはおります。

どうなりますやら。

とりあえず、今の派遣の仕事を切られないように頑張らねば。